土鍋のサイズ(号数)は、直径を基準にしています。
もともと「寸」で表していたサイズを「号」という単位にあらためたもので、1号=1寸(約3cm)を表します。
しかし「号数×3cm」というわけではなく、5号ならどの鍋もすべて直径15cmとも限りません。
号数はあくまで「おおまかな目安」としてお考えください。
メーカーや土鍋の種類によって、号数が同じでもそれぞれ実際のサイズが異なります。
各商品ページで、実際のcm表記をご確認いただきお選びください。
※陶磁器の性質上、焼き上がりのサイズに多少の誤差が生じてしまうこともあわせてご了承ください。
直径15cm前後 口径13cm前後 |
1人(こども用、一品用etc) | |
直径19cm前後 口径16cm前後 |
1人(こども用、一品用etc) | |
直径20cm前後 口径18cm前後 |
1人 | |
直径22cm前後 口径20cm前後 |
1〜2人 | |
直径25cm前後 口径22cm前後 |
2〜3人 | |
直径28cm前後 口径25cm前後 |
3〜4人 | |
直径31cm前後 口径28cm前後 |
4〜5人 | |
直径35cm前後 口径30cm前後 |
5〜6人 |
1人用には、6号が一般的な大きさです。
それよりも小さい3〜5号は、使いみちによって便利に使っていただけると思います。
お茶碗一杯分のお粥とか、少しだけの煮物とか、雑炊、おじや、うどん、湯豆腐などなど、こども用に、少食の方用にと使い方はいろいろです。
土鍋は、火のあたりが柔らかく調理でき、できあがり後も高い保温効果があります。
調理してそのまま熱々を卓上で食べられるので、きっと様々にお役に立てていただけることでしょう。
土鍋のお手入れ方法 〜末永くご愛用いただくために〜
- はじめて使う新しい土鍋 使う前の下準備は・・・
- 新しい土鍋を買ったら、使う前に次のような下準備をします。
1.土鍋に冷やご飯をお茶碗1杯分くらいを入れ、水を7〜8分目くらいまで注ぎ、蓋をせずに弱火にかけます。
2.沸騰してきたら塩をひとつまみ入れ2時間ほどお粥を炊きましょう。
3.火を止めたら、そのまま一晩放置します。
4.中身を捨てて、スポンジや布巾など柔らかいもので水洗いします。
5.布巾などで水気をふき取り、そのまま自然乾燥で完全に乾いてから収納します。 - お粥を煮込むことで土鍋の生地にデンプンが浸透し、隙間を埋めてヒビ割れや臭いの付着などを防ぎます。
また荒土のアクや臭いもとります。土鍋を長く快適に使うために下準備をしましょう。
- 土鍋を使う時は・・・
- 土鍋は急激な温度変化に弱いものです。底が濡れたまま火にかけるとヒビが入る場合があります。
底が濡れている時は水気をふき取り、弱火から徐々に温度を上げていくのがベストです。
- 土鍋を使った後は・・・
- おいしく食べた後は、なるべく早めに洗いましょう。
残り物などをそのまま入れておくと染みこんでカビの原因にもなります。
別の器に移すなどし、鍋に何日も入れておくことは避けましょう。
使用後は、熱くなっている鍋を冷ましてから、スポンジやふきんなど柔らかいもので水洗いします。
熱くなっている土鍋を急に水につけるのもヒビ割れの原因になります。必ず冷ましてから洗いましょう。 - 洗った土鍋は、水気をふき取りそのまま放置して完全に乾かしてから収納してください。
湿ったまま収納するとカビの原因になります。 - 研磨剤・クレンザーなどは使わないでください。キズの原因になります。
底には釉薬がかかっていないため、キズがつきやすくヒビ割れの原因になります。
底は特に急激な温度変化に弱いので布や木製の鍋敷きを使うことをおすすめします。
- 土鍋にヒビが入ってしまったら・・・
- 長年の使用でヒビが入ってしまった場合は、はじめて使うときとおなじようにお粥を炊いてください。
- シーズンのはじめには・・・
- 長期間収納していた場合も、使いはじめ時には、はじめて使うときとおなじように下準備をおすすめします。